採用情報2023

エミールこども園ブログimageエミールこども園ブログimage

Emile blogエミールこども園ブログ

「子どもが幸せを感じるとき」

園庭のけやきが若葉をいっぱい茂らせ、今年も暑い日ざしから子どもを守ってくれそうです。

また、満開のつつじの上ではこいのぼりがはためき、さわやかでにぎやかな風景が、目を楽しませてくれています。

新しい制服が目立つ子どもたちの動きも、負けじと活発です。チャレンジ精神まる出しの毎日ですから、たくましく成長してくれることでしょう。

ところで私たちは今、一度きりの人生を生きています。子どもたちも同じことですが、これから続く長い人生を、「自分は幸せだ」と感じ続けてもらいたいものです。そのために大事なことは、スタート時点である今現在であり、そのための雰囲気や環境づくりは、私たちの手の中にあります。そこで、どんな手を打っていったほうがいいのか、いくつかのことを考えてみましょう。

① 自分は愛されていると感じさせること…周りの人から誕生を祝われ、成長を喜ばれ、ひとりの人間として認められることは、子どもの深い満足感を与えます。自分の存在を肯定し、価値観を高め、この世界の中での楽しみを味わってくのです。どうぞ、たっぷりと愛を注いでやってください。

② 安定した気持ちで過ごさせること…毎日の生活が安定しバランスがとれていると、子どもも安定しバランスのとれた人格を作っていきます。子どもは、まだ全てにおいて未熟で自信不足ですから、周囲の環境に過敏に反応しがちです。ですからまだ幼い時は、できるだけ波風を立てない、おだやかな雰囲気の中で過ごさせるようにしましょう。

③ 多くの仲間と過ごしていく…人には「群生本能」があり、ひとりで生きていくことはできません。ただそうは言っても、みんなが自分とちがう人間なので、その中でうまくやっていくのは大変なことです。だから多くの仲間と交じり合いながら、トレーニングをやっていきましょう。そして少しずつ他の人間とのつき合い方を覚え、さらにはその中で、自分の心地よい居場所を見つけるようになります。まさに幸せを感じる時です。

④ 自分の敏感期に応じた環境が用意してある…誕生後6才位までに、子どもには様々な敏感期がやってきます。モンテッソーリはこのことを、「神が与えた宿題」と呼んでいますが、この宿題は必ず確実にこなしていかなければなりません。さもないと正常な発達が阻害され、さらには自分自身を見失うことにもなりかねません。敏感期を満足させる環境にいる子どもは、毎日生き生きと活動し、当然幸せな気分にひたるのは当然なことでしょう。

以上、子どもが幸せな気分になれることをいくつか挙げましたが、幼い頃のこの体験は、その後の人生においても必ず再現しようとするはずです。また自分だけでなく、周りの人たちへも伝染させていくはずです。人生のスタート時というのは、本当に大切な場所なのですね。

 

理事長 江口 浩三郎より

  • 最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

このページの上部へ