採用情報2020

エミールこども園ブログimageエミールこども園ブログimage

Emile blogエミールこども園ブログ

「従順性」が育つ3つの段階

あっという間に7月です。雨が心配だったプール開きの儀式も無事に終わり、子ども達も久しぶりのプール遊びに大喜びでしたね。

さて今月は、子どもの発達の中でも特に「従順性」の発達についてお話ししたいと思います。従順性とは、ルールや決まりを守れる、大人の教えに従うことができる、というようなことですが、この従順性の発達の段階を知ると、子どもへの接し方は格段に変わります。

従順性が育つ時期は、次の三段階に分かれます。

1段階目(12歳ごろ)衝動>抑制力 ➡ まだまだ衝動の方が抑制力に優っている時期で、何度同じことを言われてもまた同じことを繰り返す時期。例えば1・2歳児クラスに移行したばかりの1歳半までくらいの子ども達、使った道具のお片付けは「片付けようね〜」と言われてもほったらかして次の活動へ向かうのが常です。それでもやっていい事とダメな事は的確に伝えながら、焦らず、まだまだ先のできるようになる時を忍耐を持って待ちましょう

②2段階目(24歳ごろ)衝動=抑制力 ➡ ルールを守れる時と守れない時があるので、大人をイライラさせることが多い時期。守れない時には「できるのになんでやらないの!」と思いますが、実はまだまだ抑制力の脳回路の完成にはほど遠い段階。それでも、少しずつは確実に守れるようになっていきますので安心してください。先月聞いた話では、ある4歳の子が園で、家から持ってきた幼虫を友達にあげてしまい、先生から「園ではあげたりもらったりしたらダメよ」というルールを伝えられました。その後、今度はそのお友達がお礼にこっそり持ってきたおもちゃをあげると言われた際に「もらったりしたらダメなんだよ」とそのおもちゃを受け取らなかったそうです。結局はおもちゃが先生に見つかり、この事の真相は明らかになったのですが…3・4歳の子ども達が少しずつですが、ルールを意識し始めていることがわかりますね。

3段階目(56歳ごろ)衝動<抑制力 ➡ やっていいことと悪いことをはっきりと理解する時期。この最終段階の子ども達は、ルールはほぼ守れるし、しっかりと時間も守って行動し、お友達にも「廊下は走ったらダメよ!」などと注意できるほどです。「横断歩道では手を上げて!」などと子どもから注意を受けるようになったら、従順性もしっかり育ったなと安心してください。 幼児クラスの担任によると、5歳児達は給食時の配膳台の前に並ぶ際、自分の同年代の子には「ちゃんと並んで」と注意しますが、2歳児さん達には「入っていいよ〜」と横入りをあえて許してあげるそうです。ですからその後は、ルールを守れるどころか、それぞれの年齢に合わせた配慮までする余裕を見せてくれるようになるんですね。

結局のところ、それぞれの発達段階における姿をよく理解している人は、自然と良い援助ができる人だと思います。私たちも、頭ごなしに怒ったり、イライラしたりせず、それでもルールはしっかりと伝えながら、今はこのくらいの段階なんだからと、子ども達のその時々の発達に合わせた接し方や声かけを心がけてみましょう。  (園長より)

 

「活動のサイクル」

6月、いよいよ梅雨到来ですね。先月までの気持ちのいい晴れ続きとは打って変わって、雨の日も多くなってきました。それでも子どもたちは少しの晴れ間も逃さず、園庭でたくさん体を動かしながらそれぞれの活動に精を出しています。

そんな外遊びの時間、園庭を通りかかると、「えんちょうせんせ〜見て〜!」と、たくさんの子どもたちが自慢げに、できるようになったばかりの逆上がり・うんていを渡る・跳び箱を飛ぶ・山小屋を登るなどなど、できるようになったことを色々と披露してくれます。他にも、きれいに丸めた泥団子・発見した虫・育った野菜・砂場でつくった池などを見せてくれる子達もいて、園庭を横切るだけで30分くらいかかることもあるくらいです。

こんな子ども達、大人からみると一見何気なく遊んでいるように見えるのですが、実は一人一人、何らかの目的を持って、さまざまな新しいことに、自分がまだできない何かに一生懸命に取り組んでいることがわかります。

誰から言われたわけでもなく、自ら選んだ活動に本当に熱心に取り組む姿は胸を打たれるものがありますが、こんな子どもたちの「活動のサイクル」を分析してみると、、

1)自分で活動を「選ぶ」

2)自分で選んでいる真にやりたいことだからこそ「繰り返し」何度もやる

3)何度もやっているうちに「集中現象」が起こる

4)やらされてではなく自分でやったからこそ感じる「できた!」の体験

5)さらなる「やる気」へ →1へ戻る、を繰り返していることがわかります。

モンテッソーリは、このサイクルを毎日何度も繰り返すうちに、子どもたちは “喜びに満ちあふれた人間”へと成長すると言っています。

つまり、喜びに満ち溢れ、自信を持った人間に成長してもらうためには、この「活動のサイクル」を邪魔しないようにしないといけないわけです。

私たち大人は子どもの成長を願うあまり、ついつい先に手を出したり口出ししたり、この「活動のサイクル」を途中で止めてしまうような邪魔ばかりしてしまいがちです。ですが、このサイクルがしっかりと成就するためにも、ここはあくまで「大人の意志を子どもの意志と置き換える」ような手出し口出しをやめ、まずは「自分で選ぶ」ことをさせてあげなくてはこのサイクルが成り立たない、というわけです。

一人でも多く「喜びに満ち溢れた子ども」に育ってもらうためにも、まずは自分の思いを一旦横に置き、じっくりと子ども達の活動をしっかり観察することから始めてみませんか。

園長 大原 青子より

 

「言ってきかせる」より「やって見せる」


4月の入園からすでに1ヶ月、砂場に心地よい木陰を作ってくれている藤棚もみごとな花を咲かせ、木々の新緑とともに私たちの目を楽しませてくれています。入園当初は不安な表情を浮かべていた子どもたちの顔も、最近は少しずつ和らいできたようですね。

さて、朝の登園時、門の横では、先生と子どもが対面になりお辞儀をしながら「おはようございます」と朝の挨拶を交わしています。この毎朝の挨拶、先生が大きな声と身振りで挨拶をすると、必然的に子ども達も大きな声で挨拶をしてくれるようになります。先生がなんとも小さな声でモゾモゾと挨拶をしていると、当然、子どもたちも同じような挨拶しかできなくなってくるわけです。

私たち大人は、子どもに何か学んでほしい際に、つい「言葉」で言って聞かせようとしますが、実は子どもは「言われたこと」をするようになるのではなく、周りの大人の立ち振る舞いや話し方を丸ごと写し取り、大人が「やること」のそのままを再現するようになります。ですから、子どもに「挨拶しなさい!」と言ってきかせるよりも、私たち自身が大きな声で挨拶をしている姿を「見せる」ことの方が、ずっと効果が大きいということになります。

つまり、私たち大人は、自ら「お手本」となるような立ち振る舞いや言動をするように意識し、何か具体的なことを教えたい時にも、いちいち口で指示する前に「やって見せる」ことが大事だということですね。

子どもたちに何かを「やって見せる」際に、マリア・モンテッソーリは、特に以下の3つの点に気をつけなければならないと言います。

1)できる限りゆっくりと:子どもにとって大人の普段の動く速度は倍速で見えていることを忘れずに。X7くらいゆっくりとやってみせることが大事。

2)動きを明確に:とりとめのない雑な動きではなく、一つ一つの動きをよく分析して、何をやっているのかが明確にわかるようにする。これには大人の動きの練習も必要です。

3)やってみせた後は、誤りを(いちいち)訂正しない:子どもは教えられたことをすぐにできるようになるわけではなく、繰り返しやって、自分なりに試行錯誤しながら少しずつ時間をかけてできるようになることを念頭に。

特に3番目の点は、非常にせっかちで、教えたことをその場ですぐにできるようにと望む大人達への警告です。「ちがう!そうじゃない!」などといちいち口を挟んでいると、子どもたちがせっかくやりたかったこともそうじゃなくなってしまうので、本当に気をつけなければなりません。

日々、いろいろなことを吸収し、それを材料に自分を作り上げていっている子ども達。その自己構築の道は、大人の意識の持ち方一つで、良い方向にもそうでない方向にも向かうものです。その道筋が少しでも積極的な方向に向かうためにも、私たち大人は常に子どものいい見本となるよう努力し続けたいものです。

園長 大原 青子より

  • 最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

このページの上部へ