採用情報2023

エミールこども園ブログimageエミールこども園ブログimage

Emile blogエミールこども園ブログ

「未来のひらくためのいくつかの鍵」

暖かいおだやかな日射しがあふれて、春が来たと感じさせるようになってきました。北国の大雪の様子をテレビで見るにつけ、何とも九州は有り難いところですね。

この3月でお別れするみどり組さんも、これまで毎日目いっぱい活動を続けてきたので、心を残すことはないでしょう。将来記憶に残ることは少なくても、その分私

たちはしっかりと見届けてきました。実に良いスタートを切れたと確信しています。

ところで、人には誰でも、生まれつき備わっている優れた能力(長所)があります。2才児なのに、サッカーボールをうまくけったり、3才児でも、きれいなフォームで走ることが出来たり、音譜も読めないのにカラオケがうまかったりすることです。子どもたちがこれから長い人生を歩んでいく時、自分の長所をいかにうまく伸ばし活用できるかによって、人生をコントロールすることができます。そのためには、幼い時からのトレーニングが必要ですから、そのポイントをいくつか挙げてみましょう。

①自由意思に基づく自己選択能力…自分が持つ長所は、自分自身で見つけなければなりません。そのためには、他人の意思で行動するより、自分の気持を大切にしながら、目標に向かって進むことです。子ども園での毎日の活動は、まさにそのことを実行しています。登園するということは、自己実現のためということです。否応なしに自分で選び自分で行動していくことのなかで、真の自分というものを発見していきます。

②次に、今は出来ないけれど、練習すれば出来るようなことに向かってチャレンジする気持です。幸いというか当たり前というか、子どもはまだできないことだらけで、それだけにやる気満々です。また回りの友達もみんなやる気満々です。目標に向かって進むなかで、解決すべき課題も見つかります。身体の動かし方も身につけてきます。

そのなかで、何が自分の得意なのか、どんなところに興味が向いていくのかを発見していくのです。

③また、人間社会での連帯感を養っていくことです。人はひとりでは生きられません。常に他人との関係が必要になってきますが、できれば良い関係の中で生きてみたいものです。子どもたちは、その人間関係の初歩を学んでいます。年令や性別、体格、性格がそれぞれ違う仲間と、一日中接しています。自分を通せる時もあるし、我慢する時もあるでしょう。時には負けることもあるし、気が合わないと感じることもあるでしょう。全てが将来に向けてのトレーニングです。その中で、自分自身を感じ取ることができるようになるのです。

みどり組さんは、園での最後の月となりました。クラスでも、園庭でも、6才児コーナーでもその姿を見ていると、これまで述べたポイントを身につけた活動ぶりを、充分に感じさせてくれます。永い未来を開いていくための準備はすっかり整えたと、自信を持って言うことができます。

理事長 江口 浩三郎より

  • 最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

このページの上部へ