採用情報2023

エミールこども園ブログimageエミールこども園ブログimage

Emile blogエミールこども園ブログ

「ママ、ひとりでできるように手伝ってね」

ソフトバンクが巨人をコテンパンにやっつけて、多少はコロナのうさばらしが出来たような気がします。それにしても今年は春以降、良いニュースが少なかったようです。まだまだ見通しは明るくなりませんが、私にとっての大きな救いは、目の前で見る子どもたちの明るさと元気の良さです。社会のムードがどうであれ、ひたすらに自分づくりに励む姿には、ただただ感動しかありません。保育という仕事は、何と素晴らしいものなんでしょう。

ところで数年前に亡くなられた相良敦子先生は、モンテッソーリ教育が家庭でも理解、

実践できるような著書を、数多く執筆されています。その中でも特に多く読まれているのが、「ママ、ひとりでできるように手伝ってね」です。シンプルなテーマではありますが、実はモンテッソーリ教育の全てが表現されているといっても、言い過ぎではありません。その理由を述べていきましょう。

まず子どもの一番の特徴は、生まれつき誰でも、自分の力で成長しようとする能力を持っているということです。休むことなく動き回り、周囲の環境に触れたがり、身近な人の話すことばや行動を真似したりして、どんどん自分の中に取り込んでいきます。又、次々と敏感期が訪れて、秩序や運動、感覚、言葉などの習得に夢中になります。まさに自分で何でもできるようになるために、「自己教育力」を身につけているのです。

それではこんな子どもたちのための、私たちの役目は何でしょう。

まず第一に、この貴重な能力を発揮するのを邪魔しないことです。子どもはまだ小さいからといった目で見ずに、ひとつの人格を持った人間として認めてあげましょう。自発性を尊重して、子どもが自分の意思で自由に援助できるようにしてあげましょう。いわゆる「過保護、過干渉」は絶対に禁もつです。

次に、子どもの敏感期を満足させるような環境を整えてあげましょう。全てに対応するには大変なことですが、園では可能な限りの努力をして応えてあげています。

さらにその環境に、無理なくなじませてやることも大事です。そのために先生は「提示」をします。子どもの発達段階や興味の度合いを確かめ、子どもの意思に沿って環境の意味を理解させていきます。

子どもの自発性とおとなの配慮がうまくかみ合えば、生まれながらに持っている良い素質が、どんどん表に現れてきます。これを「正常化」と呼んでいますが、立派な人間、良い人格者となるために磨きをかけているのです。

毎日、子どもたちの明るい笑顔と活発な行動を見ていると、相良先生の伝えが、心から感じ取れるような気がしますね。

 

理事長 江口 浩三郎より

  • 最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具imageモンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

モンテッソーリ遊具image

このページの上部へ